12月20日、セレクトショップのIZAが主催するチャリティーイベント「IZA PINK CHRISTMAS 2018」がリッツカールトン大阪で開催されました。このイベントは乳がんの啓蒙活動に加え、動物愛護や妊産婦女性の命を守る活動に対するチャリティーが目的とされています。
女優の杉本彩さんや冨永愛さん、福士リナさんらトップモデルが、N°21やステラマッカートニー、3.1 PHILLIP LIMなどハイブランドの衣装をまとってランウェイに登場する中、ゆりやんレトリィバァさんがお笑いで会場を沸かすなど、イベントは大いに盛り上がりを見せました。
そんな中、大阪文化服装学院からは、スタイリスト学科1年生が、乳がんを経験した女性たちがモデルを務めるファッションショー Cancer Gift Collection にスタイリストとして参加。10名の学生がそれぞれ担当のモデルさんとタッグを組み、華やかなステージでスタイリングを披露しました。
スタイリングは、IZAが取り扱うイタリアのファッションブランド AINEA(アイネア)のアイテムと、スーパーデザイナー学科4年生が製作したトレンチコートをミックスしてコーディネートするという、1年生としては極めてハードルの高いものでした。
スタイリングを組むために、学生たちは、10月、東京・青山のIZAのプレスルームを訪問。アイテムチェックを行うとともに、モデルさんと打合せを行い意見交換。
そこから、約3ヵ月、モデルさんをステージで輝かせるために、スタイリスト講師、IZA代表 田中氏からのアドバイス、またモデルさんの要望などを踏まえ、試行錯誤。スタイリング変更のたびに、IZAプレスルームに再リース依頼をかけ、何度も対応いただくなど、初めての実践的な体験に、ときに悩み、ときに落ち込みながらも本番直前までこだわり抜きました。
本番では、トレンチコートを製作したスーパーデザイナー学科4年生も会場に駆けつけ、スタイリスト学科1年生とともに、サプライズでステージに登場。3ヵ月間の取り組みを振り返り、モデルさんとともに感動のフィナーレを迎えました。
この取り組みを通して、学生たちを支えていただいたモデルの方々、IZA関係者の皆さまへの感謝と共に、高い志をもって奮闘した学生たちにも大いに称賛の言葉を贈りたい。
写真提供:IZA