2021年10月より、廃棄衣料の再活用業態のリーディングカンパニー 株式会社shoichi と 大阪文化服装学院が協働し、ファッション業界の未来を「再考(rethink)」するコンテスト型プログラム「Rethink Fashion Program」を始動します。
サステナブルな業界を目指し、ファッション産業の仕組みや、ファッションが持つ価値について再考し、これからの時代にどのような変化を起こせるのかを考え、実践していく企画です。
本企画は、①「誰でも参加できる講義プログラム」 ②「エントリー形式のコンテストプログラム」の2パートで構成されています。
①の講義プログラムでは、Spiber株式会社 や 株式会社FABRIC TOKYO など、サステナブル分野の先進企業でさまざまな課題に取り組まれている実践者による5講義が実施されます。
②のコンテストプログラムでは、講義受講を通じて得た知識、想いや課題感をチームで共有しながら、作品や仕組みに関する新しいアイデアを創造していきます。
学生のみならず、社会人の方、一般の方など、これからのファッションについて考え、何らかのアクションを起こしたいと考えている方なら、どなたでも参加いただけます。実践者からの講義を受け、参加者同士で議論し、新しいアイデアを構想。「インプット」⇒「コミュニケーション」⇒「アウトプット」を行うことで、新たな発見が生まれ、理解が深まります。
当校における「SDGsアクション」は、「教育」そのものです。質の高い教育は、「クリエイティブな人材」を育みます。「クリエイティブな人材」は、新しい価値を生み出し、長く愛用される「本物のファッション」、または、持続可能な社会を実現できる「ビジネスモデル」を創造します。
「Rethink Fashion Program」は、まさに当校の基本姿勢に合致するものです。従来の「アップサイクル」や「リメイク」などテーマを限定したコンテストよりもう一歩先に進み、山積する課題に対して、「どう向き合い」「どう付き合っていくのか」自体を再考する、課題に正面から向き合う取り組みです。