イベント
2023.03.11
3月14日(火)~3月19日(日)の6日間、大阪中之島美術館にて、大阪文化服装学院の学生達がファッションとサステナビリティについて考え、さまざまな企業と協働で取り組んできた企画から生まれたクリエイションを一同に集めた展覧会を開催します。廃棄衣料のアップサイクルから、フィッシュスキンを使用した作品、3Dモデリングなど最新テクノロジーを活用した作品まで、様々なアプローチによるサステナブルなクリエイションをご覧に入れます。
■開催概要 会期:2023年3月14日(火)〜 3月19日(日) 開場時間:10:00 〜 17:00(入場は16:30まで) 場所:大阪中之島美術館 2階 多目的スペース(大阪市北区中之島4-3-1) https://nakka-art.jp/ 観覧料:無料 主催:大阪文化服装学院 後援:大阪府
専用ウェブサイト https://www.oif-craftsmanship.com/
■披露するコンテンツ ①ニット ホールガーメント®×3D技術の可能性 無縫製により無駄な裁断をせず、必要な分量の糸だけで制作できるニット機器「ホールガーメント横編機」を活用した作品。ファッション業界で注目の3D CADソフト「CLO」を活用して作成したデジタル衣装「3Dモデリング」と連動したインスタレーション。 協力企業:株式会社島精機製作所/株式会社TFL/株式会社FMB
作品製作:グループブランド「UN」(ファッション・クリエイター学科ニットコース&3Dモデリストコース3年) *ホールガーメントは株式会社島精機製作所の登録商標です
②皮革素材の可能性 リアルレザー(本革)とフェイクレザー(人工皮革)どちらがサステナブルなのか? 本来廃棄される食肉用動物の皮を利用した、耐久性の高い本革の作品。その中でも色むらや傷物と言われる皮革を使用。 協力企業:ユニタスファーイースト株式会社
作品製作:グループブランド「studio blueman」(ファッション・クリエイター学科3年)
③フィッシュスキンの可能性 日本では食用として魚がたくさん消費されているが、骨や皮などの9割が廃棄されている。まだ世の中に浸透していない素材「フィッシュレザー」を活用した作品を制作。 協力企業:株式会社シンクシー(ブランド「tototo」)
作品製作:岡田太陽(スーパーデザイナー学科4年)
④ユーズドデニムの可能性 ヤマサワプレスがロサンゼルスで買い付けた大量の廃棄デニム<リーバイス® 501®>のユーズドストックを利用してアップサイクルしたクリエイティブ作品。 協力企業:株式会社ヤマサワプレス
作品製作:市川龍一(スーパーデザイナー学科4年)
⑤廃棄着物の可能性 生産者の情熱が詰まった魅力的な製品を収集するエムトレードから提供された廃棄される着物を利用したアップサイクル作品。 協力企業:エムトレード株式会社
作品製作:中本美衣奈(スーパーデザイナー学科4年)
Z世代の熱いものづくりへの思い「クラフトマンシップ」が生み出す「ワクワク」「ドキドキ」するクリエイションと服飾専門学校が取り組むべき「サステナビリティの可能性」をご覧ください。