6月18日、「第98回 装苑賞」の公開審査会が、東京 文化学園遠藤記念館大ホールにて開催されました。

「装苑賞」は、日本初のファッションデザイナーの新人賞として、雑誌「装苑」創刊20周年を記念し創設された日本を代表するコンテスト。

コンセプトは「若い才能を発見し、世に送り出す」。

1956年の創設以来、山本耀司、高田賢三、コシノジュンコなど数多くの著名デザイナーを輩出してきました。

今回の「第98回 装苑賞」では、ファッション・クリエイター学科クリエイティブデザイナーコース3年の岩野 蓮祐さんが装苑賞（グランプリ）を見事獲得しました！

ファイナリストには15年連続で当校から選出されており、今回は最終選考に通過したファイナリスト16名のうち4名がOIFから選出。

全国最多の入選者数となりました。

女性たちが自転車に乗ることで当時の抑圧的な環境から抜け出し、ひと時の自由を謳歌したという19世紀イギリスの歴史に着目。

「サイクリングカルチャーが現代でも解放の象徴になる」と考え今回の作品を制作。

初めて挑戦したコンテストで装苑賞（グランプリ）をいただくことができ、大変嬉しいです。

これまであまり自信がないことが多かったのですが、『自分がファッションをやっていてもいいんだ』という自信が一つつきました。

OIFでは海外有力校出身のデザイン教員が正教員として数多く在籍しています。

高水準の教育を受け、国内外のコンテストでグランプリを獲得する学生が続出！

特に装苑賞においては、第84回から15回連続、総勢43名の入選者を輩出した実績を誇っています。