第72回カンヌ国際映画祭 ある視点部門出品、第45回セザール賞で新人監督賞など2冠に輝くなど、世界で話題のアルジェリア映画『パピチャ 未来へのランウェイ』の日本公開を記念し実施されたデザインコンテストにおいて、大阪文化服装学院 ファッション・クリエイター学科1年 名蔵愛美（もんめ）さんが、グランプリにあたる「パピチャ賞」を受賞しました。

当コンテストは、映画の主人公、“暗黒の10年”と呼ばれる内戦下のアルジェリアを舞台に、ファッションデザイナーになるという夢に向かって生きる大学生・ネジュマにちなみ、「自分らしく、闘う“あなたの勝負服”」をテーマとして、デザインが募集されたものです。

グランプリを獲得した名蔵さんは、「まさか自分が選ばれるとは！びっくりです」とコメント。「男性的な直線、女性的な曲線をドレスに取り入れ、強い女性像を表現しました。」

準グランプリに当たる優秀賞には、同じくファッション・クリエイター学科1年の守本紗菜さんの作品が選出。「勝負服」というテーマに対し、自分が得意なカラフルでパターンにこだわった服で勝負をしたそう。

特別審査員の篠原ともえさん（デザイナー・アーティスト）からは、「想いに溢れた素晴らしい作品たちがたくさん手元に届き、胸が熱くなりました。夢に向かいひたむきに頑張るすべての人を、私はずっと応援し続けます！」とのエールが学生に贈られました。

受賞した2人の作品は、上映終了日まで、渋谷 Bunkamura ル・シネマにて展示されています。

映画『パピチャ 未来へのランウェイ』は全国の劇場で好評公開中です。関西地区では、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸で上映されています。

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